JR東日本みどりの窓口削減に関する経緯と最新情報

JRみどりの窓口閉鎖に関するニュース
JR東日本はみどりの窓口の削減を進めてきましたが、削減方針を凍結し当面の間はみどりの窓口の数を維持するという発表を行いました。
このページでは、みどりの窓口に関する最新情報と窓口での行列を避ける方法についてご確認いただけます。

「みどりの窓口」削減の経緯

JR東日本はコロナ禍の2021年5月にみどりの窓口削減方針を発表しました。
これはコロナの影響で厳しい経営状態が続いていたため、経費削減として当時440駅にあったみどりの窓口を2025年までに140駅程度にまで減らすというものでした。
JR東日本はこの施策により、中長期的に年間の人件費として25億円程度の削減を見込んでいたようです。

「みどりの窓口」削減による影響

みどりの窓口削減発表の前から繁忙期になると、主要都市のみどりの窓口では度々混雑が発生していました。
そのみどりの窓口は過去3年で半減し、元々440駅にあった窓口は209駅にまで減っています。 JR各社は2020年よりチケットレス化を目指して、新幹線eチケットサービスを進めていますが、なかなかユーザーに浸透せず窓口でチケットを買い求める人がさらにみどりの窓口に集中してしまう事態になりました。
これらの事情の他にも、インバウンドの急増により不慣れな利用者が増えたことで繁忙期でなくても混雑する窓口が目立つようになってきました。

このような混雑を受けてSNSでも「ユーザー軽視」や「公共交通機関として終わってる」などと否定的な意見が続出しました。
繁忙期になるとみどりの窓口の行列の写真が度々投稿されるようになっており、利用者の不満は大きいようです。

「みどりの窓口」削減の凍結を発表

そんな中、JR東日本は2024年5月8日の記者会見で「みどりの窓口」削減計画の凍結を発表しました。
一部のみどりの窓口では激しい混雑が起きてしまい、多くの利用者から苦情が寄せられたようで、当面は209駅に残るみどりの窓口を維持する見通しとのことでした。
JR各社はチケットレス化を目指していますが、東京を起点に西に行く時は「スマートEX」東に行く時は「えきねっと」とサービスが分かれているので、利用者に浸透しづらいのかもしれません。
当面の間はみどりの窓口が閉鎖されることは無さそうですが、チケットレス化が進まなければ繁忙期は変わらず混雑が予想されます。

窓口に並ばずに新幹線に乗る方法

JRにはきっぷを受け取らず、タッチで新幹線に乗車できる「スマートEX」「えきねっと」というサービスがあります。 東京から東に行くのか西に行くのかで使えるサービスが異なりますので、注意が必要です。
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