第1位:国営ひたち海浜公園|四季折々の花が咲き誇る絶景公園
茨城観光の代名詞ともいえる「国営ひたち海浜公園」は、東京ドーム約40個分の広大な敷地に広がる花の楽園です。春のネモフィラ、秋のコキアが特に有名です。
見どころ:
・4月下旬~5月初旬に見頃を迎える「ネモフィラの丘」は、約530万本の青い花が空と溶け合うように咲き誇る絶景。
・10月中旬には「コキア(ほうき草)」が真っ赤に色づき、幻想的な風景に。
・園内にはサイクリングコースや遊園地もあり、家族連れにも最適。
アクセス:JR「勝田駅」からバスで約15分。
おすすめ時期:ネモフィラ:4月下旬、コキア:10月中旬。
第2位:袋田の滝|日本三名瀑のひとつ、四季で表情が変わる名勝
「四度の滝」とも呼ばれ、季節ごとに四つの美しさを見せるとされる「袋田の滝」は、高さ120m・幅73mを誇る大迫力の滝です。特に冬の「氷瀑」は全国でも珍しい絶景です。
見どころ:
・新設されたエレベーター付き観瀑台から滝を間近で見下ろせる。
・紅葉と滝のコントラスト、冬の完全凍結、春の雪解け、夏の水量増加と、四季折々に異なる表情が楽しめます。
・周辺には温泉地もあり、滝と温泉のセット旅が人気。
アクセス:JR「袋田駅」からバスまたはタクシーで約10分。
おすすめ時期:紅葉:11月上旬、氷瀑:1月~2月。
第3位:偕楽園|日本三名園のひとつ、梅の名所
1842年、水戸藩主・徳川斉昭によって開かれた「偕楽園」は、岡山市の後楽園・金沢の兼六園と並ぶ日本三名園の一つ。特に梅の名所として全国的に有名です。
見どころ:
・約100品種、3,000本の梅が咲き乱れる2月下旬~3月中旬は「梅まつり」で大賑わい。
・好文亭からは千波湖を望む見事な借景が楽しめ、歴史ある書院建築も見どころ。
・近隣には水戸芸術館や弘道館もあり、歴史と文化の散策が楽しめます。
アクセス:JR「水戸駅」からバスで約15分。
おすすめ時期:梅の見頃:2月下旬~3月中旬。
第4位:筑波山|関東平野を見下ろす“西の富士・東の筑波”
男体山(871m)と女体山(877m)の双峰を持つ筑波山は、「日本百名山」のひとつとして人気。初心者にも登りやすい山として、登山・ケーブルカー・ロープウェイで気軽に山頂へ行けます。
見どころ:
・山頂からは関東平野が一望でき、天気が良ければ東京スカイツリーや富士山まで見えることも。
・山頂の「筑波山神社」や「ガマ石」などのパワースポットも豊富。
・秋は紅葉、春は新緑が楽しめ、ハイキングやトレイルランにも適しています。
アクセス:つくばエクスプレス「つくば駅」から直行バスで約40分。
おすすめ時期:通年(紅葉は11月上旬~中旬)。
第5位:大洗磯前神社・神磯の鳥居|太平洋から昇る朝日の絶景
海に向かって建つ「神磯の鳥居」は、太平洋から昇る朝日とともに映える幻想的な景色で有名。御祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)で、縁結びや厄除けにご利益があります。
見どころ:
・岩礁の上に建つ鳥居が波に洗われる神秘的な風景は、全国のフォトグラファーが集まる撮影スポット。
・境内の「大洗磯前神社」では御朱印も人気。
・近くの「大洗海鮮市場」では新鮮な海の幸が楽しめる。
アクセス:鹿島臨海鉄道「大洗駅」から徒歩約20分。
おすすめ時期:晴天日の早朝(日の出時刻)。
まとめ
茨城県は東京から日帰り圏内でありながら、壮大な自然と文化的価値の高い観光地が点在する“知る人ぞ知る”観光スポットの宝庫です。
本記事で紹介した5つの観光地は、どれも季節によって異なる表情を見せてくれます。ぜひ次のお出かけ先に「茨城県」を選んでみてください。