第1位:別府温泉地獄めぐり|圧倒的スケールの温泉パワーを体感

日本屈指の温泉地・別府。その中でも「地獄めぐり」は、自然が生んだ迫力満点の“地獄”を巡る人気アトラクションです。地中から噴き出す熱湯・蒸気・泥が、まるで地獄絵図のような景観を作り出しています。

見どころ:
・「海地獄」「血の池地獄」「鬼石坊主地獄」など個性豊かな地獄が7~8か所巡れます。
・園内では温泉卵や地獄蒸しプリンなどの名物グルメも楽しめる。
・足湯や足蒸し体験も充実しており、観光と癒しを同時に味わえます。

アクセス:JR「別府駅」からバスで約15分。
おすすめ時期:通年(涼しい秋~冬は特におすすめ)。

第2位:由布院(湯布院)|アートと自然が融合した温泉リゾート

豊かな自然に囲まれた由布院は、全国屈指の女性人気を誇る温泉地。洒落たカフェや美術館、個性的な宿が点在し、“癒しと洗練”の空間が広がります。

見どころ:
・由布岳を背景に広がる金鱗湖(きんりんこ)は早朝の朝霧が幻想的。
・「湯の坪街道」にはスイーツや雑貨店、ギャラリーが並び、食べ歩きも楽しい。
・アート好きには「由布院ステンドグラス美術館」や「アルテジオ」もおすすめ。

アクセス:JR「由布院駅」から徒歩圏内、または周遊バス利用。
おすすめ時期:紅葉の11月、初夏の新緑シーズン。

第3位:九重“夢”大吊橋|日本一の高さを誇る絶景スカイウォーク

全長390m、高さ173mを誇る「九重“夢”大吊橋」は、歩行者専用橋として日本一。阿蘇くじゅう国立公園のダイナミックな自然を眼下に一望できる、スリル満点のスポットです。

見どころ:
・眼下に広がる震動の滝(日本の滝百選)や四季折々の渓谷美はまさに絶景。
・秋の紅葉シーズンは特に人気で、混雑必至。
・近くには温泉や高原リゾート施設もあり、日帰り+宿泊旅も可能。

アクセス:JR「豊後中村駅」からバスまたは車で約30分。
おすすめ時期:紅葉の10月下旬~11月上旬。

第4位:宇佐神宮|八幡信仰の総本宮で心を整える

全国に約4万社ある八幡宮の総本社とされる「宇佐神宮」は、神仏習合の歴史を持つ壮麗な神社。静けさと威厳が漂う、まさに“神域”のような空間です。

見どころ:
・本殿は国宝指定されており、鮮やかな朱塗りの建築が美しい。
・「上宮」「下宮」参拝の二礼四拍手一礼という独自の作法も体験できます。
・境内の森は散策にも最適で、心身ともにリフレッシュできます。

アクセス:JR「宇佐駅」からバスで約10分。
おすすめ時期:新緑や紅葉の季節、初詣シーズン。

第5位:高崎山自然動物園|野生のニホンザルに出会える楽園

別府と大分市の中間に位置する「高崎山自然動物園」では、野生のニホンザルが群れで現れるダイナミックな動物園体験ができます。檻のない“共生型”の動物園として人気です。

見どころ:
・A群・B群あわせて1000頭以上のニホンザルが生息。
・餌付け場ではサルたちの社会性や序列が観察でき、子供から大人まで夢中に。
・隣接する「うみたまご(大分マリーンパレス水族館)」とセットで訪れるのもおすすめ。

アクセス:JR「別府駅」からバスで約10分。
おすすめ時期:通年(春~初夏は子ザルが見られる季節)。

まとめ

「日本一の温泉県」として知られる大分県ですが、その魅力は温泉だけにとどまりません。火山や高原、神社仏閣、アートや動物とのふれあいまで、旅のスタイルに合わせて楽しめるのが最大の魅力。
今回紹介した5つのスポットは、大分らしさを最も感じられるおすすめの観光地です。ぜひ次回の旅先に、大分県を加えてみてはいかがでしょうか。