第1位:鳥取砂丘|日本最大級の砂の海原を歩く
言わずと知れた鳥取県の代表的観光地「鳥取砂丘」は、日本最大級の広さを誇る砂丘です。風と砂が織りなす風紋、美しい曲線の砂丘は、まるで中東の砂漠を思わせる非日常空間です。
見どころ:
・高さ約47mの「馬の背」から望む日本海は圧巻の絶景。
・キャメルライド(ラクダ乗り体験)やパラグライダー、サンドボードなどアクティビティも豊富。
・隣接する「砂の美術館」では、毎年テーマが変わる砂像展示が人気。
アクセス:JR「鳥取駅」からバスで約20分。
おすすめ時期:春~秋(早朝や夕暮れの砂丘は特に美しい)。
第2位:水木しげるロード(境港市)|妖怪の世界を歩く異世界体験
「ゲゲゲの鬼太郎」の作者・水木しげる氏の出身地・境港市にある「水木しげるロード」は、妖怪のブロンズ像が170体以上も並ぶユニークな観光地です。
見どころ:
・「鬼太郎」「ねずみ男」など人気キャラの像と記念撮影ができ、夜はライトアップも実施。
・「水木しげる記念館」では原画や私物、映像展示など貴重な資料を鑑賞可能。
・食べ歩きも充実しており、妖怪ラテや目玉のおやじ饅頭がSNS映え!
アクセス:JR「境港駅」から徒歩すぐ。
おすすめ時期:通年(ハロウィンや夏休み期間は特に人気)。
第3位:大山(だいせん)|“伯耆富士”の愛称を持つ霊峰
中国地方最高峰(1,729m)を誇る「大山」は、山岳信仰の対象としても知られ、登山・スキー・紅葉狩りと年中楽しめるアウトドアの聖地です。
見どころ:
・登山初心者にもおすすめの「夏山登山道」からは、山頂で日本海や弓ヶ浜半島の大パノラマが広がる。
・秋には「鍵掛峠」からの紅葉が絶景。
・麓には「大山寺」や「大神山神社奥宮」など、歴史ある霊場も点在。
アクセス:JR「米子駅」からバスで約50分。
おすすめ時期:登山は6月~10月、スキーは12月~3月、紅葉は10月中旬。
第4位:浦富海岸(うらどめかいがん)|日本海に浮かぶ奇岩と透明な海
山陰海岸ジオパークの一部である「浦富海岸」は、透明度抜群の海と奇岩・洞門が連なる景勝地。ダイナミックな自然と穏やかな砂浜が両立する、穴場的なリゾート地です。
見どころ:
・遊覧船やシーカヤックで洞窟や断崖の間を巡るツアーが人気。
・透明度は高く、天気が良ければ海底まで見える美しさ。
・海岸線のハイキングコース(浦富海岸自然歩道)もおすすめ。
アクセス:JR「鳥取駅」からバスで約30分。
おすすめ時期:夏(海水浴・シーカヤック)、春秋(ハイキング・景観散策)。
第5位:三徳山三佛寺 投入堂|断崖絶壁に建つ国宝の秘境寺
標高900m級の山の中腹、断崖絶壁に建てられた「投入堂(なげいれどう)」は、修験道の聖地として知られる国宝建築。今も徒歩でしかたどり着けない、まさに“秘境中の秘境”です。
見どころ:
・苔むした山道を命綱なしで登る、緊張感と達成感に満ちた参拝体験。
・岩肌に張りつくように建つ投入堂は、建築技術・精神文化の象徴。
・体力・服装に条件があるため、挑戦する価値ある“本物の参拝”。
アクセス:JR「倉吉駅」からバスで約40分+徒歩。
おすすめ時期:新緑の5月、紅葉の11月(雨天・積雪時は入山不可)。
まとめ
鳥取県は、手つかずの自然と個性豊かな文化、そして訪れるたびに違う表情を見せてくれる絶景の宝庫です。今回ご紹介した5つのスポットは、観光地としての完成度も高く、誰にでもおすすめできる場所ばかり。
「人混みを避けて、ゆっくりと旅を楽しみたい」——そんな方に、鳥取県はぴったりの旅先です。