丹後くろまつ号とは？
基本情報
運行区間：
主に 福知山駅～天橋立駅～久美浜駅 間で運行（コースによって異なる）
運行日：
金・土・日・祝日を中心に運行（※詳細は公式サイトの運行カレンダーを確認）
所要時間：
約1時間30分～2時間30分（コースによる）
「丹後くろまつ号」は、地元の特産品を活かした食事と、北近畿の美しい景色を楽しむことができる観光列車です。2013年に運行を開始し、「くろまつ（黒松）」という名前は、丹後地方の美しい松林に由来しています。
丹後くろまつ号：美食と絶景を楽しむ北近畿の観光列車
更新日: 2025.01.15
「丹後くろまつ号」は、京都丹後鉄道（愛称：丹鉄）が運行する観光列車で、「食」 と 「景色」 をテーマにした贅沢な列車旅を楽しむことができます。京都府北部を走る丹後地方を中心に、地元食材を活かした料理や美しい車窓風景が魅力の観光列車です。
この記事では、「丹後くろまつ号」の概要や特徴、利用方法を詳しくご紹介します。
利用方法
(1) 予約方法
丹後くろまつ号は、全席指定の観光列車のため、事前予約が必要です。
予約サイト：京都丹後鉄道公式サイト
電話予約：京都丹後鉄道予約センター（TEL：0772-42-0321）
旅行代理店：JTBや近畿日本ツーリストなどの大手旅行代理店でも予約可能。
(2) 料金
基本運賃（区間による）：
片道：大人1,000円～2,500円程度（運行区間により異なる）
食事付きプラン：
モーニングコース：約3,000円～
ランチコース：約6,000円～
スイーツコース：約3,500円～
※運賃と食事代を合わせた料金プランが販売されます。
丹後くろまつ号の特徴
1. 車両デザイン
外装：
列車全体が黒色を基調とした重厚感のあるデザインで、「くろまつ」の名にふさわしい落ち着いた雰囲気です。
内装：
木をふんだんに使った温かみのあるデザインで、地元の職人が手掛けた家具や装飾が施されています。全体的に和の趣が感じられる造りで、特別な空間を演出しています。
2. 美食を堪能できる3つのコース
丹後くろまつ号は、コースごとに異なる「地元食材を使った料理」を楽しめるのが最大の特徴です。
① モーニングコース
区間：天橋立駅 → 福知山駅
内容：地元の新鮮な食材を使った朝食が楽しめるコース。焼きたてパンや地元の野菜、スープなどが提供されます。朝から丹後地方の美味しい食材を味わいながら、爽やかな列車旅を満喫できます。
② ランチコース
区間：福知山駅 → 天橋立駅
内容：丹後地方の特産品をふんだんに使ったフルコース料理が楽しめる贅沢なコース。新鮮な魚介や地元野菜を使った創作料理が提供されます。列車内とは思えないほど本格的な料理に感動します。
③ スイーツコース
区間：天橋立駅 → 久美浜駅
内容：丹後地方の特産品を使ったスイーツが楽しめるコース。和菓子や洋菓子、フルーツを使ったデザートプレートが楽しめます。甘いもの好きにはたまらないコースです。
3. 絶景を楽しむ車窓風景
丹後くろまつ号では、北近畿ならではの美しい景色を楽しむことができます。
天橋立：日本三景の一つで、天橋立の景色を車窓から堪能できます。
由良川橋梁：雄大な由良川を渡る鉄橋の上では、車窓から素晴らしい川の景色が広がります。
海岸線：久美浜周辺では、日本海沿いの美しい海の風景が楽しめます。
4. 手厚いおもてなし
列車内のアテンダントが沿線の観光情報や食材の説明をしてくれるため、食事や景色をより深く楽しむことができます。
地元の歴史や文化について学べる、観光列車ならではのサービスが魅力です。
利用時の注意点
人気列車のため、特に週末や連休は予約が早々に埋まる場合があります。旅行計画が決まったら早めに予約するのがおすすめです。 キャンセル規定があるため、予約時に確認してください。
まとめ
「丹後くろまつ号」は、美しい北近畿の景色と地元の美食が楽しめる贅沢な観光列車です。天橋立や日本海の絶景を眺めながら、丹後地方ならではの料理を味わえる特別な体験をぜひお楽しみください。
特別な列車旅を体験したい方は、早めに予約して丹後くろまつ号で素敵なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか？
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